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イベント機能のマニュアル

目次

イベント機能の概要 イベント機能とは一言で言えば昔のRPGツクールのような機能のことです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、実際にはかなりシンプルですので
少し試してみれば誰でも30分以内に覚えられると思います。

(ただし効果に個人差はあります)


イベント機能の場所 まず、編集したいマップにいき、というボタンを押します。

編集画面が出てきたら左側のメニューから 『イベントポイント』 を選択するとOKです。



各種ボタンの概要
  1. 編集した全内容を保存するためのボタンです。同じマップにいる他の通信プレイヤー側でも即時反映されます
  2. 編集したイベントをマップに配置/削除するためのボタンです。
  3. 既にマップに配置されているイベントポイントをロードして改造できるようにするボタンです
  4. イベントの進行は最大4段階設定でき、このボタンを押すと編集中のフェイズを切り替えることが出来ます。
  5. フェイズごとに、そのフェイズへ切り替わる条件を指定できます。 ただし、フェイズ1は(他のフェイズが条件を満たしていなければ)無条件に発動するので条件を指定することが出来ません。
  6. このフェイズがイベントとして発動させられる際のタイミングを指定できます。
  7. コマンドのリストです。
  8. コマンドをイベントの流れに追加するためのボタンです。実はコマンドリストをダブルクリックしても同じように追加可能です。
  9. イベントの全体の流れです。フェイズごとに最大100コマンドまで組み合わせて構成できます。
  10. このボタンを押すと一時的にコマンド名を拡大して表示できます。


コマンドの追加の仕方 フェイズは1、発動タイミングは「調べた・話しかけた時」を選びます。
(デフォルトがそれなので特にいじらなくてもOKです)


まずは一番簡単なコマンドを追加してみましょう。
通常メッセージを選んで、適当なメッセージをいれて下さい。


マップのイベントを追加したい位置に行き、追加ボタンを押します。


するとこのようにEマークが出てきたと思います。
これはイベントポイントがその場所に置かれている事を意味するマークです。


編集完了を押して、ここまでの編集内容を反映させましょう。
さっきまでEマークがあった位置に行き、Zキーを押すと
メッセージが出てくると思います。



これはただメッセージを表示するだけという一番簡単なイベントですが、
複雑なイベントも同じやり方で作ることが出来ます。


フェイズとは カードゲームをしたことがある方なら
スタンバイフェイズだとかバトルフェイズだとかで
経験があると思うので、比較的イメージしやすいでしょう。


フェイズとは『段階』のことです。
フェイズは4段階存在し、それぞれにイベントの流れを作ることが出来ます。
後述する『スイッチ』、または『お金』との組み合わせにより
春・夏・秋・冬と、まるで季節が切り替わるかのように
フェイズを次の段階へ進行させていくことができます。

現実でも春夏秋冬でそれぞれ違う行事が行われていると思いますが、
イベント機能のフェイズでもフェイズごとに違うイベントの流れが組み込めます。

これにより、
フェイズ1では「何見てんのよ!」
フェイズ2では「べ、べつにあんたのことなんか気にしてないんだから!」
フェイズ3では「ほら、あんたの弁当作ってきてやったから食べなさいよ!」
フェイズ4では「す、好きにして///」

とか、フェイズごとに表示するメッセージコマンドの内容を変えて
まるで現実のようにリアルな恋愛シミュレーションゲームを作ることなども可能です。

このフェイズを切り替えるのに必要なのが『切り替わり条件』で、
(特に違いはないのですが、現在切り替わり条件は『このフェイズになる条件』と名称が変わっています)
条件としてスイッチ、またはお金の数値が利用できます。
フェイズ1は条件を一切指定できない代わりに
常に条件を満たしている扱いになっているので
どんな時でも確実に発動させられます。

しかし、フェイズ2以降で、条件が指定されていてかつそれを満たしている場合は、
それらの中で一番数字の大きなフェイズが優先発動し、他のフェイズは無視されます。

スイッチは少し説明が必要なので、分かりやすいお金のほうでこの概念を解説すると、
<切り替わり条件>
フェイズ1: なし
フェイズ2: お金50G以上
フェイズ3: お金100G以上
フェイズ4: お金300G以上

こんな条件で指定されている場合、
所持金が0だったり20ゴールドしかないような時はフェイズ1が、
所持金が70ゴールドならフェイズ2が、
所持金が100ゴールドあるならフェイズ3が、
所持金が90万ゴールドあるならフェイズ4が発動します。

これだけでも立派にフェイズを使いこなしているといえますが、
実際にはさらにフェイズごとに『発動タイミング』も指定でき、
スイッチも同時に併用可能なので、お金だけを見て好感度が上がっていくような悲しい間柄ではなく
スイッチでどこどこにデートに一緒に行ったかどうかとかのフラグ管理をしっかりして、
発動タイミングにも身体をさわったかどうかの判定をしたりなどすれば、
より臨場感のあるイベントにできるでしょう。


スイッチとは 思い浮かべてみてください。
あなたはなにもない白い部屋にいます。

目の前に兵士のような人間がいます。
話しかけると「こんにちは フェイズ1」と答えてくれました。
しかし、何度話しかけても「こんにちは フェイズ1」としか答えてくれませんでした。

壁にスイッチがあります。
あなたはオンにしました。

もう一度兵士に話しかけてみました。
今度は「ここは白い部屋だよ フェイズ2」と答えてくれました。
しかし、何度話しかけても「ここは白い部屋だよ フェイズ2」としか答えてくれませんでした。

壁のスイッチを、あなたはオフに戻してみました。

兵士は何度話しかけても「こんにちは フェイズ1」としか答えてくれないようになりました。

スイッチとはフェイズを切り替えるための『切り替わり条件』です。
スイッチは1から100番まで存在し、(初期状態では全てのスイッチがオフになっています)
スイッチのオン・オフ状況によって2番以降のフェイズへと切り替える事が可能になります。


試しにこの白い部屋を作ってみましょう。
早速、こんな部屋が作られました。


見て分かる通り、左が部屋のスイッチ、右が兵士です。

まずは兵士の方のイベントから作成しましょう。
フェイズ1に通常メッセージを挿入します。




そのままフェイズ2にも通常メッセージを挿入します。
フェイズ2はスイッチがオンの時だけ切り替わるようにしたいので、
「スイッチ1がオンの時」とフェイズ切り替わり条件を指定しています。
この番号は別に1じゃなくて10でも50でも好きな番号でも構いません。




兵士のイベントが作り終わったので兵士の場所で追加ボタンを押して
イベントポイントを置きます。これで兵士とイベントがリンクされました。
今の段階では部屋のスイッチのイベントを作っていないので
兵士はまだフェイズ1のセリフしか話せません。



新しく部屋のスイッチのイベントを作成します。
フェイズ1にて『スイッチをON』のコマンドを挿入します。


この番号はさっき使ったスイッチ番号と同じものを入れて下さい。


付けたり消したりと、押す度に変化させる必要があるので、
フェイズ2にて『スイッチをOFF』のコマンドを挿入します。





ここまで出来たら兵士の時と同様にイベントポイントを
部屋のスイッチの上に置いて編集完了します。


まず兵士に話しかけると・・・何度話しかけてもこのセリフです。


部屋のスロットを押してスイッチ1をオンにします


また兵士に話しかけると・・・セリフが変わりました!
冒頭の小話と同じように部屋のスイッチをもう一度押せば
また最初のセリフに戻ります。(更に押せば延々繰り返せます)



これは一番簡単なスイッチの使い方ですが、
少し工夫するだけでお使いイベントのフラグ管理や、
扉のカギのイベントを作ったり、アイテムを持っているかの判定に使ったり、
本当にいろんなことが出来るようになります。


それでも分からない人は フェイズやスイッチやタイミングがイマイチ分からないという人はとりあえず
簡易的なものからマスターしたほうが習得は早いでしょう。
どうしても分からない人の為のイベント機能活用講座


注意点
  1. 発動タイミング『さわった時』はそのマップに入ってから 二歩以上歩いてからでないと発動しません。
    (マップに入っていきなりイベント強制発動とかを防ぐため)
  2. 発動タイミング『自動スタート』はアカウント機能登場後に出てくる予定の機能なのでしばらくはさわった時などで代用をお願い致します。

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